先日より店頭にて「目出し球根の鉢植え」を販売しています。
香りもとっても良いですし、見た目の存在感もあるため、お店の前を通りかかる際に足を止めてくださるお客様が多くいらして嬉しく思います。
良くお話しを伺うのは、「小学生の時に育てました〜」という声。
そして、たまに伺うのが、「水栽培で失敗した」というお話。
後者のお客様は失敗したので、買うのに躊躇してしまうということでした。
一度失敗すると躊躇してしまうお気持ちは良くわかります。
でも、「失敗は成功のもと! ! 」でもありますし、失敗の原因は分かるため、ぜひぜひまた挑戦していただきたく思います。
それぐらい、ヒヤシンスは可愛いし、見ていて癒される、季節がとっても感じられるお花だから♫
そこで、「ヒヤシンスの育て方」まとめてみました。参考にしていただき、可愛らしいヒヤシンスお愉しみください。
『ヒヤシンスの水栽培注意点』
○秋にヒヤシンスの球根を購入したら、まず1ヶ月程冷蔵庫で冷やしてください。
一定期間冬の寒さに当たらないと開花しないため、紙袋などに入れて冷蔵庫で寒さを経験させてあげましょう。
○水栽培での失敗で多いのは、球根が腐ってしまうこと。
この原因は簡単で、球根自体が水に浸かってしまっていたということです。
発根するまでは球根ギリギリのところまでお水につけ、発根したら、お水に浸かるのは根の部分だけで大丈夫です ! !
球根自体が水に浸かってしまうと腐ってしまいますので、根が出始めたら水の量を調節してください。
○週に1度〜2度はお水も交換してあげてください。
これで、香りが良く見栄えのする春のお花「ヒヤシンス」がお水だけなので衛生的にお家の中でお楽しみいただけます。
「目出し球根鉢植えの注意点」
現在、Full Bloom Flower店頭で販売しているのは、「目出し球根」と言い、「目を出した状態の球根」のことを言います。
地植えにしたい気もしますが、霜が降りてしまうと花が傷みますし、花が咲く寸前なので、根を痛めないためにもそのままお楽しみいただいた方が無難だと思います。
○ヒヤシンスはお水が好きなので、土の表面が乾いたら、鉢底から水が出るくらいたっぷりとお水をあげてください。
その際に、球根自体にはお水がかからないように気をつけてください。
○育てるのはお部屋の中でもお外でも大丈夫ですが、外の場合は10度ぐらいまで、寒くなりそうな日はお家の中へ。
お家で育てる場合はこの時期暖房でお部屋が暖かいと思います。暖かいとお花の開花期間は微妙に短くなると思います。
「水栽培」も「鉢植え栽培」も注意点はそれぐらいです。決して難しくないですよね。
早春ならではの「目出し球根」で、一足早くお家に春を呼び込んで、気持ちの上でも暖かい「球根生活」ぜひお愉しみください♫
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